現在では自動包装機械が多く導入されており、製造業には欠かせないものとなっています。日本の包装機械産業は、包装機械の誕生とともにあります。包装機械が世に生まれたのは今から100年以上前の1904年ごろ。当時、ヨーロッパから輸入されたビールの殺菌処理と瓶への充填を行う装置、いわゆる瓶詰め機の誕生がその始まりです。
その後2020年に至るまで、様々な製品が開発され、製造業の現場に省力化と省人化への加速をサポートし続けています。こちらでは、そんな日本の包装機械産業の歩みを紹介します。京都にある大島テープ株式会社では、自動包装機械のオーダーメイドを承っています。
特殊機械にも対応いたしますので、京都で自動包装機械の業者をお探しの方はぜひご相談ください。
日本の包装機械産業は、瓶詰め機のメンテナンスを請け負っていた会社が、この装置をもとに、新しい機械を開発したことがきっかけになったと言われています。
当時は、包装は人の手で行うことが当たり前で、包装を機械が行うという発想はなかったかもしれません。その意味で、まさに画期的な開発から6年後、東京の機械メーカーがラムネの瓶詰め装置を作り、やがて大正の時代に入ると常温でも中身が腐らないようにできる包装装置、保存用の缶詰め機が開発されます。
その後、戦争により機械開発は一時的にストップしましたが、第二次世界大戦後に再開。食品機械などを製作していた機械メーカーが、お菓子のキャラメルを包装する機械を開発したことをきっかけに、徐々に包装機械産業という一つのジャンルが定着するようになります。
昭和20年代には、錠剤用のストリップ包装機、紙巻きたばこ、かまぼこ用の折りたたみ式包装機、飴玉をまくひねり式の包装機などが開発されます。
昭和30年代には、各メーカーとも新しい製品の開発ラッシュとなり、魚肉ソーセージ用の結さく機、食品用の真空包装機、ラベル貼り機、インスタントラーメンを袋詰めする横型製袋充填機、袋の口を密封するシール機といった、多くの包装機械が製造業の現場に入っていきました。
昭和40年代にはさらに複雑な機能を持った機械が開発され、液状ミルクなどを紙容器に充填する紙容器成形充填機、プラスチック袋を製作する製袋機、段ボール箱などを束ねるPPバンド掛け機などが登場します。メーカーは全国で100社を超える規模になり、昭和50年代に400社近くまで増加。生産高も1,000億円を超えるなど、右肩上がりで成長していったのです。
包装機械としては昭和40年代までに、現在の機械の基本となる技術が開発されていました。その後より細かい技術の実現や、昭和60年代にはマイクロコンピュータ制御によるサーボモータ駆動の包装機械の開発が進んだことで、操作性の向上、小型化、自動化への道をたどっています。
包装機械は今や製造業にはなくてはならない重要な機械として、産業全体を支える存在となっています。特に近年は自動包装機械が主流になりつつあり、省力化によって様々なメリットをもたらしています。より自社に合った自動包装機械をお探しであれば、オーダーメイドもご検討ください。
京都で自動包装機械のオーダーメイドを業者に依頼しようとお考えでしたら、大島テープ株式会社にご相談ください。特殊機械のオーダーメイドについても相談に応じます。
ここまで日本の包装機械産業の歩みを紹介しました。現代の包装機械産業は、日本だけでもメーカーは400社以上、売り上げ規模は4,000億円に届くところまでやってきています。世界5位以内の実力が、この産業にはあるのです。
しかし、近年は製造業の人材不足が課題となっています。日本のものづくりを支える製造業。人材不足の中でも品質を維持しながら安定した生産を行うためには、生産ラインの自動化をおすすめします。
京都にある大島テープ株式会社は、自動包装機械のオーダーメイドに対応する業者です。長年蓄積してきたノウハウと技術力を活かし、物流システムの向上と提供に努めます。お客様の様々なニーズに対応いたしますので、京都で自動包装機械のオーダーメイドをお考えの企業様はお気軽にお問い合わせください。特殊機械の開発・製造についても相談に応じます。
会社名 | 大島テープ株式会社 |
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